日本財団 図書館


一方、現状においてバス停に上屋類を設置しているバス停は、近年多くみられるようになってきたが、その大半が屋根を支柱で支える「四阿」的な形状のものが多い状況にある。
そのため、「日差しに曝されない」や「他の歩行者や自転車と接触しない」という点についてはある程度充足することが可能となるが、その他の要素については必ずしも充足できるとはいえない状況が窺える。
そこで、こうした“やさしさ”を充足するための方策としては、バス停上屋類への
◆風防等の設置(表示板等の代用も想定)が有効となり、さらに“やさしさ”を充足するとなると、バスを待つ空間を確保するための
◆囲い(例えば、上屋の風防を3方向以上に配置)が必要となる。

 

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION